Case Study
AVD導入支援

NTT アドバンステクノロジ株式会社

NTT グループの一員として、幅広い分野で技術開発・ソリューション提供を行うNTT アドバンステクノロジ株式会社様。アプリケーションビジネス・マテリアル& ナノテクノロジビジネス・ソーシャルプラットフォームビジネス・トータルソリューションビジネスの各領域において、コンサルティングからネットワークシステムの設計・構築・開発、運用・保守までをワンストップで支援しています。

今回、同社はNTT グループ全体のゼロトラスト方針に準拠した業務基盤の整備を目的に、仮想デスクトップ環境の見直し・刷新を実施されました。アールワークスは、Azure Virtual Desktop(以下、AVD)を中心としたVDI 基盤の設計・構築から運用設計、改善支援までをサポートしています。

仮想デスクトップ環境の刷新に際し、AVD を中心としたVDI 基盤の設計・構築から運用設計、改善支援までを、アールワークスがご支援。

NTT アドバンステクノロジ株式会社導入事例の詳細

NTT アドバンステクノロジ株式会社

【取材対応】
NTT アドバンステクノロジ株式会社
経営戦略室 DX システム部門 基幹システム担当
担当課長 宮本 隆也様(写真右から2人目)

経営戦略室 DX システム部門 基幹システム担当
担当課長代理 金原 直史様(写真右)

※写真左はアールワークス営業担当

1. サービス導入の経緯

「NTT グループ方針に沿ったゼロトラスト基盤への刷新」

現在ご担当されている業務と、サービスを導入した経緯についてお聞かせください。

NTT アドバンステクノロジ株式会社
金原様

私たちのチームでは社内クラウドアクセス基盤の整備と、ゼロトラストセキュリティの推進を担っています。

当社では以前からクラウドアクセス基盤を導入していましたが、ゼロトラスト要件への適合という観点では見直しが必要でした。また仮想デスクトップ環境については、利用者がアプリケーションを自由に導入できるなど、統制面での課題もありました。

また、Windows 11 への移行タイミングとも重なり、約3,600 名が利用する業務基盤として、安定性を確保しながら再構築する必要がありました。

宮本様

そのタイミングでNTT グループ全体としてゼロトラスト方針が示され、当社でもそれに準拠した環境整備が必要となりました。検証を進めるなかで、VDI を活用すればゼロトラスト環境下でも安全に業務を遂行できると判断し、導入を進めることになったのです。

外部パートナーの活用を検討された理由を教えてください。

NTT アドバンステクノロジ株式会社
宮本様

現在所属する部門は、直接収益を生み出す部門ではないため限られた社内リソースのなかで、大規模なIT 構築を完全に内製で進めるという選択肢は現実的ではありませんでした。専任で多数のエンジニアを抱えられる体制ではなかったため、当初より外部ベンダーの支援を前提として検討を進めていきました。

金原様

私自身、他社のVDI サービスの実装経験はありましたが、Microsoft Azure についてはあまり実装経験がなかったため、構築から運用まで伴走して支援いただけるパートナーを探していました。

外部パートナーとの役割分担については、どのように考えていますか。

金原様

すべてを丸ごと外注するのではなく、社内に知見を残しながら伴走していただけることを重視しました。

一方で、設計や実装のフェーズでは高度な専門知識が求められるため、そうした領域はパートナー企業に支援いただく形を取りました。つまり、社内で上流の方針や要件を整理し、設計・構築の専門領域を外部にサポートいただくという役割分担です。

宮本様

今回のVDI 環境は全社規模で利用される業務基盤となるため、万が一停止すれば業務全体に甚大な影響をおよぼします。構築だけでなく障害対応や保守など、安定運用まで見据えた体制構築が不可欠でした。

技術的にはAVD をIntune で管理する構成が前提でしたが、内製のみでは障害対応や保守体制に不安がありました。そのため、構築後も継続的に支援いただけるパートナーと進めることが重要だと考えていました。

2. RW を選定した理由

「技術力・将来視点・スピード感の3 点が決め手です」

パートナー選定において、特に重視されたポイントを教えてください。

宮本様

特に重視したポイントは以下の 3 つです。

  • ①技術力

    今回採用したAVD は、当時はまだ現在ほど導入事例が多い状況ではなく、実装経験を持つエンジニアも限られていました。そのため、設計段階から具体的な議論ができ、技術的な会話が成立するパートナーであることを最も重視しました。

  • ②構築後のサポート体制

    全社規模で利用される業務基盤となるため、万が一トラブルが発生した場合でも迅速に対応いただける体制が整っていることも、不可欠な要素でした。

  • ③サービス内容や価格体系のわかりやすさ

    社内で導入の決裁を得る際、個別見積もり形式では予算の説明が難しくなります。そのため、対応範囲や費用の目安が明確に提示されている透明性の高さも重視しました。

金原様

最終的な決め手は、将来の運用や拡張を見据えた具体的な提案でした。
技術的な質問にその場で的確に回答いただけるなど、技術力と対応スピードの両面で高い信頼感を持つことができました。

3. 導入の成果

「ゼロトラスト方針に準拠した物理PC で検証した運用プロセスとAVD 導入により、従来必要だった各部署の持ち出し管理簿を含む一部のチェック項目を削減でき、運用負荷が軽減されました」

サービス導入後の効果について教えてください。

金原様

セキュリティ面での最大の成果は、先行してトライアルを開始していたゼロトラスト方針に準拠した物理PC と同等の環境をAVD 上で実現できたことです。当時のデスクトップ環境でこれほど厳密な制御を行っている事例は少なく、グループ内でも先進的な取組みだったと思います。目標としていたセキュリティ水準を達成できたことは大きな手応えです。

以前は、ユーザーが自由にアプリケーションを導入できたり、アクセス可能なサイトの制御が不十分だったりと、統制に難しい部分がありました。刷新後はこれらを適切に制御できるようになり、セキュリティガバナンスが向上しました。情報セキュリティ部門の要求にも対応しやすくなり、社内の統制レベルが一段引上げられたと感じています。

実際に利用されている社員の方々や関係部署からは、どのような反応がありましたか。

金原様

利用者からは「以前は使えていたものが使えなくなった」との声もありましたが、セキュリティ強化に伴う制限の理由を丁寧に説明し、理解を得ることができました。「必要な機能は提供しつつ、不要なリスクは抑える」という方針の実現は、社内でも評価されています。

また、情報セキュリティ部門の観点では、 前述したゼロトラスト方針に準拠した物理PC で検証した運用プロセスとAVD 導入により、従来必要だった各部署の持ち出し管理簿を含む一部のチェック項目を削減でき、セキュリティを維持するための運用負荷が軽減されたことは大きな成果です。

アールワークスのサポートを受けるなかで、プロジェクトの進行管理や課題対応の面ではどのような印象を持ちましたか。

金原様

運用中にさまざまな課題が発生しましたが、相談のたびに複数の解決策を提示し、迅速に対応いただきました。

たとえば、運用上の要望に対してクラウド側のスクリプトを作成いただくなど、具体的な形で支援していただいた場面もあり、対応力の高さを感じています。

最後に、今後取組みたいテーマや、アールワークスに期待されていることがあれば教えてください。

宮本様

現時点で改善してほしい点はなく、これまでの支援には非常に満足しています。柔軟な対応や迅速な見積もり、正確なスケジュール管理など、安心してお任せできています。

今後は、進化の早いクラウド領域において、私たちが把握しきれていない新技術や製品の提案を引き続き期待しています。

また、運用の自動化・効率化やコスト削減につながる施策も積極的にご提案いただきたいです。必要なときに高スペック環境を柔軟に利用できる仕組みや、ユーザーの声を可視化して利便性を高める取組みも進めていきたいと考えています。

さらに、BCP 対応としての他リージョン構築や、安定稼働を目的としたホストプールの分散なども検討しているため、利用者体験の向上と運用改善につながる提案を、引き続きよろしくお願いします。

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