
株式会社テラでは、携帯電話販売店様向けの販管システムを長年にわたり提供してきました。販売データや会計データを加工・連携するバックエンド基盤として、日常業務を支え
る重要な役割を担っています。
エンドユーザー向けのシステム基盤をオンプレミス環境から AWS へ移行するにあたり、アールワークスはインフラ構築から 24 時間 356 日の運用監視までを一気通貫で支援しました。
目次
株式会社テラ 導入事例の詳細

【取材対応】
株式会社テラ
プロダクト開発部 インフラ事業部
シニアマネージャー 宇野 尊巳様(写真右から 2 人目)
部長 三繩 将道様(写真右)
※写真左はアールワークス営業担当
1. サービス導入の経緯
「AWS 移行と 24 時間 365 日の運用監視を一気通貫で対応します」
現在ご担当されている業務と、システム基盤をオンプレミス環境から AWS へ移行した経緯をお聞かせください。
- 宇野様
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私は 20 年以上にわたり、主にインフラ業務に携わってきました。以前はオンプレミス環境が中心でしたが、ここ数年でクラウドの利用が増え、オンプレミスのシステムはほとんどなくなりつつある状況です。
本案件では、インフラ刷新プロジェクトの立ち上げから関わり、AWS 構成の全体設計やセキュリティ、可用性を含めた要件整理、外部ベンダーとの技術的な調整といった点を中心に担当しました。
現在は、シニアマネージャーとして技術判断だけでなく、プロジェクト全体の意思決定にも関わっています。

- 三繩様
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私は現在、部長という立場で業務に携わっています。インフラ業務に携わってからは 5 ~ 6 年ほどになります。
実作業の一部を他のメンバーに任せ、私は主にお客様との窓口として全体の調整業務を担当しています。

- 宇野様
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対象システムは携帯電話販売店様が入力する販売データを集約・加工し、エンドユーザーが閲覧・分析できる仕組みをオンプレミス環境で運用していました。しかし、OS サポート終了といった技術的な背景や、システム全体の刷新タイミングが重なり、基盤の見直しが必要になりました。さらに今回は、方針として「AWS への移行」が前提条件だったことも大きなポイントでした。そのため、「AWS でどう実現するか」が最初から問われるプロジェクトでした。
これまで AWS に触れた経験はありましたが、今回は社内検証用の環境ではなく、エンドユーザーの業務システムであったため、一度の移行で確実に成功させなければならないというプレッシャーがありました。弊社では販売データを受け取り、自社の会計システムと連携するバックエンド処理基盤を担っており、会計システムは取引先ごとに仕様が異なるため、単純なデータ連携ではなく、二次加工やフォーマット調整を含めた処理も求められていました。
AWS は自由度が高く、選択できるサービスや構成の幅も非常に広い一方で、その設計の良し悪しが運用に大きく影響します。ドキュメントを読めば複数の方法が見つかりますが、「どれを選択するべきか」「その選択が将来の運用にも耐えられるか」を判断するには、相応の経験が求められます。加えて今回のケースでは、構築だけでなくその後の運用・監視まで見据えた設計が必要でした。
AWS 環境の構築をアウトソースしたきっかけを教えてください。
- 宇野様
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当初は、社内で対応できないか検討しました。インフラや AWS に関する知見が全くなかったわけではありませんが、短納期であったこと、要件変更が発生しやすいこと、そして何より 24 時間 365 日の監視体制を社内で確保できないという現実がありました。
また、インフラ構築のみを外注し、運用・監視は自社で対応するという選択肢も検討しました。しかし、その場合は、運用設計が後回しになったり、障害時の初動対応が属人化したり、現場の負荷が増えたりといったリスクが懸念されました。
そこで私たちは、構築と運用を切り離して考えないことが重要だと判断し、「構築から運用・監視までを一気通貫で任せられるパートナー」を探す方針へと切り替えました
2. アールワークスを選定した理由
「システム運用の課題をヒアリングし、複数の選択肢を提示しながら解決へ導きます」
弊社を選んだポイントはどのようなところでしょうか。
- 宇野様
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決め手となったポイントは、大きく 3 つです。
- ①AWS 構築と 24 時間 365 日の運用監視をセットで任せられたこと
アールワークスさんは単なる構築ベンダーではなく、運用・監視を前提とした設計・体制まで含めて提案していただけた点が非常に印象的でした。「作って終わり」ではなく、「作ったあとをどう支えるか」までが最初から議論できたことが、依頼をするうえで大きな安心材料になりました。
- ② インフラ専業としての実績
Web サイトや事例を拝見し「アプリ寄りではなく、業務系システムを含むインフラに強い会社」という印象を持ちました。大手企業が顧客であることもエンドユーザー向け案件の実績として確認できた点は、信頼性を評価するうえで重要なポイントでした。
- ③ 提案フェーズでの具体性とスムーズなやり取り
特にデータベース設計など、自社だけでは詰めきれていなかった部分について、複数の選択肢を提示しながら整理していただけた点や既存の構成を活かした提案があった点、口頭説明だけでなく資料として整理した成果物を提示してくれた点なども高く評価しています。「すべてを固めてからお願いしなくても、走りながら一緒に調整していけそうだ」と感じられたことも評価につながっています。
3. 導入の成果
「システムの運用体制を見直し、本来注力すべき業務に専念できる体制も整備します 」
サービス導入後の効果について教えてください。

- 宇野様
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構築から運用監視まで、想定以上にスムーズに進んだのが印象的です。今回のプロジェクトでは、AWS 環境の構築に加え、監視ツールを活用した 24 時間 365 日の運用監視体制が整備されました。運用設計についても、アラート設計や連絡フロー、一次対応までが最初から組み込まれており、スムーズな導入につながったと感じています。
アールワークスさんのサービスで高く評価している点は、障害発生時の初動対応とコミュニケーションです。当初は最新バージョンを前提に構成を検討していましたが、実際に検証を進める中で最新バージョンでは想定どおりに動作しない部分が判明しました。このようなトラブルが発生した際には、すぐに確認と切り分けを行ってもらえますし、必要に応じてアプリ側とも連携して対応していただいています。
監視パラメータについても、運用を続ける中で見直しが必要な箇所が見つかりましたが、そうした点も提案ベースで改善作業を進めていただきました。また、プロジェクト途中で要件変更が発生しましたが、期日通りに完了できた点も印象に残っています。
導入前と比べて、運用負荷や心理的な負担はどのように変化しましたか。
- 宇野様
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アールワークスさんにインフラ運用を任せることで、クリティカルな手間やトラブルが少なくなり、社内メンバーが本来注力すべき業務に専念できる体制を整備できたと感じています。
AWS 移行という大きな節目をトラブルなく乗り越えられたこと、そして移行後の運用まで見据えた体制が整ったこと。それこそが、今回アールワークスさんに一気通貫でお任せした最大の価値だったと感じています。
アールワークスへのご要望があれば教えてください。
- 宇野様
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これまで特段大きなトラブルはなく、安定してシステム運用を進められています。今後、AWS や Azure などのシステム構築でアールワークスさんのノウハウをお借りしたい場合や、監視・障害対応にとどまらない運用全体を見据えた提案を求められた際には、ぜひご相談に乗っていただけたらと思います。
お客様プロフィール
株式会社テラ
本社所在地:〒248-0014 神奈川県鎌倉市由比ガ浜二丁目2番37号
設立:1986年6月
資本金:4,964万円
代表取締役社長:佐藤 渉
社員数:155名(パート・アルバイト含む 2025年12月末時点)
システム運用サービス
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