システム運用をしていく中で出てくる2つの課題
システムを運用していく中で、一般的に以下の2つの課題があるといわれています。
- 運用体制の課題
- システムを維持する上での課題
- – 信頼性における課題
- – 安全性(物理/論理セキュリティ)を阻害する課題
- – 利便性を阻害する課題
- – 効率性を阻害する課題
当社は、お客様システムの運用の中で上記の課題が顕在化していないか、もしくは潜在していないかの視点を持ち、監視・運用設計を行います。
運用改善のアプローチ
運用の課題と改善のためのアプローチ
システム運用業務は、アプリケーションやミドルウェア、OS、ハードウェアなどの多くの構成要素が複雑に絡み合ったシステムをミスなく継続的に運営していくストレス度の高い業務です。
標準化されていない、もしくは標準化はされているが標準化に沿って運営されなくなることで、管理が不十分になるケースもあります。
この場合では、運用を内部リソースで行っても、アウトソースを行っても、結果ブラックボックス化に陥り、 最終的に運用の統制が失われます。
当社は、このような課題を解決するためのアプローチとして、以下に記載する取り組みを実施します。
アプローチ例
- 運用担当者様の業務配分を分析し、運用稼働時間における問題点を洗い出します。
- データセンタ事業者や機器ベンダー、アプリケーションベンダーに運用の一部を委託している場合は、ベンダーからの日次/週次/月次レポート内に運用業務に必要な内容が記載されているかを確認します。
- インソース/アウトソースに関係なく、運用に関わるインシデント管理が行われているか、管理内容が適切かを確認します。
- その他、お客様の現状運用状況に応じた分析を行います。
システムを維持する上での課題と改善のためのアプローチ
システムの安定運用を図るためには、信頼性・安全性・利便性・効率性の観点で、これらを阻害する要因を分析し、解決していく必要があります。
当社は、信頼性・安全性・利便性・効率性を阻害する課題を解決するためのアプローチとして、以下に記載する取り組みを実施します。
アプローチ例
※「下記表は指でスライドさせてご覧いただけます。」課題 | アプローチ例 | |
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信頼性における 着眼点の一例 |
冗長性データ保全 |
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障害検知 |
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情報の管理・維持 |
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安全性における 着眼点の一例 |
物理的セキュリティ |
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論理的セキュリティ |
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利便性における 着眼点の一例 |
情報管理 |
システムを構成する以下の情報が管理されているか
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設備の耐用年数 |
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効率性における 着眼点の一例 |
作業手順 |
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窓口、連絡体制 |
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