
VMware の移行にあたり、オンプレミス環境のご提案から運用までを知見豊富な専門家がサポートします。
このようなお悩みをお持ちの方におすすめです
- ハードウェアのEOL を迎え、新しい仮想基盤に移行したいが必要な知識がない
- サブスクリプションの契約更新時期が迫り、VMware からの移行先を調べているが、最適な構成がわからない
- オンプレミス環境の運用課題が散見されており、移行時に見直しをしたい。移行のための PoC 対応であったり、運用設計、整理のリソースが不足している。
VMware環境で業務システムや基幹システムを運用されているお客様に対して、VMware からの移行にあたり、お客様の状況に最適なオンプレミス環境のご提案、設計・構築、運用までを一貫してご支援いたします。
お悩みを解決する方法
- 1
VMware からの移行という避けられない課題に対し、自社環境や事情にあった中立的で柔軟な移行を提案・伴走してくれるパートナーを活用する。
- 2
サービスレベルを維持・向上させるために、移行後の「安定稼働」と設定や構成の最適化を実現するシステム運用まで一貫して支援してくれるパートナーを活用する。
アールワークスを選ぶ理由

アールワークスは、「脱VMware=クラウド一択」ではなく、「お客様のご事情に合った選択肢を中立的にご提案」いたします。
ご支援例
ハードウェアEOL を迎え新しい仮想基盤へ移行したいが、必要な知識も人手も足りない。
- 稼働中の物理サーバー、仮想サーバーの一覧を作成し、移行の要不要を認識合わせ。(システム運用保守のご担当者がいない環境でも対応可能です)
- サーバーの利用用途と現行スペック、将来の拡張可能性を合わせて考え、移行後の運用負荷の低い構成(クラウド or オンプレミス or ハイブリッド)をご提案。
- 移行に必要なプロセスのご提示とコストを試算 と移行プロジェクトの管理。
- 移行先のシステム設計・構築・移行・テストの実施。
- 新基盤へ移行後のシステム運用設計、監視運用のご提供。
VMware からの移行先を調べているが、最適な構成がわからない。
- VMware の利用状況(スペック、セキュリティ要件)、利用機能(vMotion など)、お客様の運用体制を考慮の上、最適な移行先をご提案。移行先には、クラウド、あるいは、オンプレミスでProxmox などのOSS、Hyper-V などの商用製品を用いて構築する仮想基盤、などから最適なものを選定。
- セキュリティ面(ゼロトラスト、ネットワーク分離、バックアップ体制など)も考慮した構成案のご提示。
- お客様の懸念事項を解消するための検証作業(vMotion、HA、ネットワーク設定など)のご提案、実施。
- 移行に必要なプロセスのご提示とコストを試算。
- データ保管先や障害発生時の復旧スピードを考慮した復旧手順の設計と、新基盤へ移行後の監視運用保守のご提供。
オンプレミス環境の運用課題が散見されており、移行時に見直しをしたい。移行のための PoC 対応であったり、運用設計、整理のリソースが不足している。
- 現環境やシステム運用についての調査と課題を整理。移行先として、Proxmox などのOSS、Hyper-V などの商用製品を用いて構築する仮想基盤/ 現行オンプレミス資産から課題を解決できる最適なものを選定。
- サービス品質を落とさない構成案と、段階的移行プランをご提案。
- サービスへの影響範囲を最小化するための検証作業(vMotion、HA、ネットワーク設定など)のご提案、実施。
- データ保管先や障害発生時の復旧スピードを考慮した復旧手順の設計と、新基盤へ移行後の監視運用保守のご提供。
ご支援内容
- 1
移行プロジェクトの要求定義
移行の背景や目的を確認し、移行によりどういった課題を解決したいのかを認識合わせします。
移行の全体像(システム構成、サービス提供のための構成- 構成要素間の連携仕様など運用仕様)を、移行前、移行後でどのように変化するのか、変化しない点はどういったところかを記します。
システム要求定義の内容
- 移行元環境の課題と解消の方針
- 移行元環境にあるサーバの一覧、連携を作成し、移行要不要の整理
- 移行データ(システムデータ、アプリケーションデータ)の範囲
- 移行の目標スケジュール
- 移行方式( リフト& シフト、リプレース、リプラットフォーム、リビルド など)
- 移行後のシステム要求
– 可用性と冗長性
– パフォーマンス
– コスト
- コスト要求を満たすためのOSS 技術の採用など
– データバックアップ管理
– バックアップ方式
- バックアップ対象
- バックアップ単位
- バックアップとリカバリ方式
– ディザスタリカバリ
– 将来的な拡張性
- サービスの拡大可能性に対してリソース割り当てを増やす余裕をもたせるか
– セキュリティ
- ウイルス対策、データの改ざん対策
- セキュリティアップデート
- 通信要件とネットワーク分離、ファイアウォール設計
- ログ保管と分析、監査
- アカウント設計
– 運用改善と自動化
- Inflastructure as a Code
- サービスデプロイの自動化 - 移行の際の要求
- ダウンタイムと移行期間 - 移行後のシステムの運用に関する要求
- 運用要求
– 運用内容
– 運用フロー
– 運用体制
– 運用手順書
– 運用ツールへの要求とツールの設定
– 運用のトレーニング提供 - 監視要求
– 監視のポリシー(何を目的として監視を行うのか)
– 監視内容策定
– 障害対応フローの定義
– 障害対応レベルの定義
– 障害対応手順書の作成
– 監視ツールの要件と監視設定 - PoC の実施
– 移行方法の検証
– 移行にかかる時間の検証
– 移行後環境の機能が要求を満たすかの検証 - 移行完了の条件(移行後の受け入れ条件)
- 移行プロジェクトの関係者と体制、役割と責任分界点
成果物
システム要求定義書
※このドキュメントで、お客様の要求を整理・すり合わせ・合意します。
前提条件
- ヒアリングや認識合わせのため、適宜ミーティングを実施することに協力いただけること。
- ミーティングは基本オンラインで実施します。
- 要求定義のために現地調査などが必要となる場合は、適宜ご協力いただけること。
- 2
システム要件定義
要求定義書に記載された要求を、システムに対する技術的、機能的要件となるようにドキュメントにまとめます。
システム要求定義の内容
- 移行元環境の課題と、これを解消するための方法
- 移行元のサーバーの一覧と、移行先への移行の要不要
- 移行データ(システムデータ、設定情報など)の範囲
- 移行の概算スケジュール
- 移行方式
- 移行後のシステム要件
- 移行の際の要件
- 移行完了要件(移行後の受け入れ条件)
- 移行プロジェクトの体制と責任分界点・納品物
成果物
システム要件定義書
前提条件
- 要求定義書が作成済みであること。(お客様作成の要求定義書でも構いませんが、 不足がある場合は、要求定義プロセスをあらためて実施します。)
- 3
システム運用要件定義
移行後のシステムを運用するにあたり、要求定義で定義したシステム運用に関する要求を、システム運用要件となるようにドキュメントにまとめます。
システム運用要件定義の内容
- 運用要件
- 監視要件
成果物
システム運用要件定義書
前提条件
- 要求定義書において、移行後のシステムの運用に関する要求が作成済みであること。(お客様作成の要求定義書でも構いませんが、不足がある場合は、要求定義プロセスをあらためて実施します。)
- 監視設定を行う必要がある場合、基本、監視ツールはPandora FMS Enterprise に限ります。その他ツールの場合は、お客様にて要件を技術設計、設定に落とし込む作業を実施いただきます。
- 運用設計を行う必要がある場合、基本、運用のためのツールとして Redmine を用います。その他ツールの場合は、お客様にて要件を技術設計、設定に落とし込む作業を実施いただきます。
- 4
移行方法とシステム要件検証のためのPoC 要件定義・計画・実施
システム要件定義により定義した要件を満たすか否かを確認するため、また移行方法の確立のために検証が必要な場合、これの計画と実施を行います。
PoC 要件定義
- PoC 要件例
– 移行方法検証のためのPoC
– 移行後のシステム構成検証のためのPoC - 実施方法、実施可否の判断
PoC 計画
- PoC 実施方法
- PoC 実施スケジュール
- PoC 実施体制
PoC 実施
- PoC 実施
成果物
PoC 計画書
PoC 結果報告書
前提条件
- PoC 要件定義ステップで、PoC 実施項目を定めます。
- 基本PoC を実施する環境を提供いただけること(PoC 実施環境を 当社が用意する場合は、環境構築・維持費を別途ご請求させていただきます。)
- PoC 作業は、基本 当社オフィス、もしくはリモートにより実施します。
- PoC 結果をもってシステム要件定義書の修正が必要となった場合は、システム要件定義書を修正します。
- 5
システム移行計画策定
(PoC 結果報告書またはシステム要件定義書に基づいた)移行計画書を作成します。移行対象と移行方法、移行時の影響、移行のスケジュールおよび体制について記します。
システム移行計画書の内容
- 移行対象(サーバー、ネットワーク、データなど)の範囲の確定
- 移行方法の確定
- 体制( 当社側、お客様側) の作成
- 移行のマスタースケジュール( 移行リミットに対するマイルストン、進行表) の作成
- 移行期間中のサービス影響について、期間と影響の確定
- 移行にかかる費用の確定
- 移行後システムのランニングコストの確定
- 移行後システムの運用にかかる費用の確定
成果物
システム移行計画書
前提条件
- システム要件定義書が作成済みであること。
- システム要件定義書の作成を当社が実施していること、もしくはシステム要件定義書の内容に基づき移行を進められると当社が判断していること。
- 6
システム構築・移行設計
システム要件定義及び移行計画書を満たす構築、移行を行うための技術の選定、設計を行います。
システム構築設計の内容
移行先環境をどのように作成するかを検討します。
- サーバーおよび仮想化ソフトウェア、もしくはクラウド環境の決定
- 移行先のサーバーなどサービス構成設計
- ネットワーク設計(構成図、IP アドレス一覧など)
- セキュリティ設計(内外の通信仕様、セキュリティ対策ソフトの選定、アクセス権の設計など)
- サーバー構成設計(インストールするミドルウェア、バージョン、設定内容、パラメータなどの設計)
- サーバースペック設計(仮想インスタンスへのリソース割当ルール、割当方式)
システム移行設計の内容
何をどのように移行するか、もしくは移行しないかを検討します。また、移行が完了したと判断する条件は何か、を定義します。
- データ移行設計
- 移行にあたっての前提条件の設計( サービスやデータ更新停止など、移行の制約)
- 移行の関係者定義(移行作業担当者、移行作業の影響を受ける部署、など)
- 移行手順、移行タイムラインの定義
- 切り替え完了、もしくは切り戻しとする場合の判断基準、判断方法、判断タイミング
成果物
システム構築・移行設計書
– 移行後サーバーとスペック、IP アドレスの一覧
– ネットワーク図
– セキュリティ構成図
– サーバー構成内容表
前提条件
- システム要件定義書とシステム移行計画書が作成済みであること。
- 7
システム運用設計
システム運用要件定義を満たす運用を実施するための技術の選定、および運用の設計を実施しドキュメント化します。
システム運用設計の内容
- 運用要件定義で定義した運用内容の設計、作業内容の定義、作成するドキュメントの決定
- 監視要件定義で定義した監視内容の設計、作業内容の定義、作成するドキュメントの決定
成果物
システム運用設計書
– 運用体制図
– 運用フロー図
– 監視項目一覧表
– 障害対応フロー図
– 障害対応レベル表
前提条件
- システム運用要件定義書とシステム構築・移行設計書が作成済みであること。
- 8
システム構築・移行の実施
システム構築、移行設計書に基づき構築・移行作業を行い、仕様をドキュメント化します。
実施作業
- サーバー構築
- ネットワーク構築
- セキュリティ設定
- 移行作業
- 構築・移行仕様書の作成
成果物
システム構築・移行仕様書
システム構築パラメータシート
前提条件
- システム構築・移行設計書が作成済みであること。
- 構築、移行作業は基本当社オフィス、もしくはリモートにて実施します。
- 9
システム監視設定・運用体制整備
移行後環境を運用するための設定を実施し、運用のためのドキュメントを作成します。
作業内容
- 運用要件定義で定義した運用内容のための作業実施、ドキュメントの作成
- 監視要件定義で定義した監視内容のための作業実施、ドキュメントの作成
成果物
システム運用・監視仕様書
– 運用フロー図
– 運用体制図
– 運用手順書
– 障害対応フロー
– 障害対応レベル表
– 障害対応手順書
– 監視項目一覧表
前提条件
- システム運用要件定義書が完了していること。
- 監視ツールはPandora FMS Enterprise、運用プロジェクト管理ツールは当社提供のRedmine の利用を前提とします。
- 10
テスト計画策定、テスト実施
システム構築・移行設計で設計した内容を満たしているかを確認します。また、運用と監視があらかじめ想定した通りに行えるかを確認します。
テスト項目
- 構築に関するテスト内容
– サービスに対する入出力の確認(業務データを入力したときに、期待する業務データのアウトプットがあることを確認する)
– 許可された通信以外ができないこと、不要なアクセスができないことの確認
– 選定したソフトウェア・アプライアンスなどの動作確認
– 仮想サーバスペックの確認(リソース割り当てルールが意図通りに挙動しているか)
– ミドルウェアの構成確認(出力ログの確認)
– 冗長性、耐障害性に基づいた、サービス継続性の確認(バックアップ設定の確認など) - 移行に関するテスト内容
– 移行作業結果の確認(移行タスクを漏れなく実施したかの確認)
– 移行範囲に差分がないことの確認(移行後のデータ、設定内容などに差分がないかの確認)
– 移行後サービスに影響がないことの確認 - 運用に関するテスト内容
– サービス継続性の確認(バックアップからの復元の確認、Active-Stanby の切り替え確認など、冗長性確認、など)
– 監視項目の確認
– 監視設定の確認
– アラート発報テスト
– 障害対応訓練
– 運用フローの確認(運用イベントの発生タイミング、役割と実施内容の確認)
成果物
テスト計画書
テスト結果報告書
前提条件
- システム構築・移行設計書、システム運用設計書の作成が完了していること。
- システム構築・移行仕様書、システム運用、監視仕様書の作成が完了していること。
- テスト実施に必要なデータの準備、調整へご協力いただけること。
- 11
移行プロジェクト管理
移行プロジェクトの管理を実施します。
実施作業
- 定期報告会の実施
- タスクコントロール、進捗確認、報告
- 関係者、ベンダコントロール
- リスク管理(事前にリスクを洗い出し、対策を策定しておく。また、想定リスクが発生した場合のコントロールを行う)
成果物
課題管理表
前提条件
- 次の機能を有するプロジェクト管理ツールおよび、これを利用するためのアカウントが必要です。基本、当社提供のポータルを用います。
– 課題管理
– ドキュメント管理 - 次の機能を有するミーティングツールおよび、これを利用するためのアカウントが必要です。基本、当社提供のTeams を用います。
– オンラインミーティング
– ファイルのやり取り - ミーティングは基本オンラインで実施します。
料金
個別にお見積りさせていただきます。
料金例
6,741,000 円(税抜)
案件概要:ハードウェアのEOL を迎え、ESXi 環境からAzure への移行(V2V)を実施
規模感 :7 台のサーバを移行、1 台のサーバを新規作成
前提条件:移行先でのアプリの正常性確認・修正はお客様にて実施
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