ChatWork や LINE を利用したアラート通知方法についてのご紹介 | クラウド導入・システム運用ならアールワークスへ

直感的で操作性に優れた、オープンソースベースのサーバー監視ツール「Pandora FMS Enterprise」を、SaaSとしてご提供します。

Category：監視ツール編

2017.02.10

サーバー監視サービス（Pandora FMS Enterprise SaaS）と Webシナリオ監視サービスで利用可能なアラート通知方法が増えました。本記事にて簡単にご紹介します。

利用可能なアラート通知方法

現在利用いただける主な通知方法は以下のとおりです。

これまでにも利用可能だった通知方法

メール通知
自動電話通知
Slackへの通知

新たに利用可能になった通知方法

ChatWorkへの通知
LINEへの通知

Slack 通知については弊社コラムにて詳しく説明していますので、興味のある方はぜひご確認ください。
本記事では ChatWork と LINE 通知の概要についてご紹介します。

通知設定の詳細な手順についてはオンラインマニュアルを更新していますのでそちらをご確認ください。

ChatWork 通知について

2017年1月の時点で ChatWork の API はプレビュー版が提供されており、その API を使って指定したチャットグループに通知 (書き込み) を行えるようにしました。
Pandora FMS Enterprise SaaS をご利用のお客様は、以下の操作を行うことで ChatWork へ通知を行えます。
(詳細な設定方法はこちら)

ChatWork で API 利用申請を行い、申請受理後に API トークンを発行する
発行した API トークンを使って通知を行うようにアラートアクションを設定する
アラート通知を行いたいモジュールにアラートアクションを紐付ける

実際の通知は、以下のスクリプトにて行われます。
上記の「アラートアクションを設定する」部分で指定したパラメータを用いて curl コマンドにて API アクセスを行っています。

1#!/bin/sh
2# Generic integration script with ChatWork for sending messages from Pandora FMS
3# (c) 2016 Rworks, Inc.
4#
5# field1: Message
6# field2: ChatWorkToken
7# field3: room_id
8 
9# argv check.
10if [ $# -lt 3 ]; then
11  echo "Too few arguments."
12  exit 1
13fi
14 
15# SET HERE YOUR DATA
16TEXT=$1
17TOKEN=`echo $2 | sed 's/^\[RECOVER\]//'`
18ROOMID=`echo $3 | sed 's/^\[RECOVER\]//'`
19 
20# Do not touch from there:
21URL="https://api.chatwork.com/v1/rooms/${ROOMID}/messages"
22COMMAND="curl -X POST -H \"X-ChatWorkToken: ${TOKEN}\" -d \"body=${TEXT}\" ${URL}"
23eval ${COMMAND} > /dev/null 2>&1

LINE 通知について

LINE の API 機能を利用して個人のトークやグループトークへ通知を行えるようにしました。
Pandora FMS Enterprise SaaS をご利用のお客様は、以下の操作を行うことで LINE へ通知を行えます。
(詳細な設定方法はこちら)

通知を行いたいトークへ書き込みを行うためのアクセストークンを発行する
発行したアクセストークンを使って通知を行うようにアラートアクションを設定する
アラート通知を行いたいモジュールにアラートアクションを紐付ける

1#!/bin/sh
2# Generic integration script with LINE for sending messages from Pandora FMS
3# (c) 2016 Rworks, Inc.
4#
5# field1: Message
6# field2: Personal Access Token
7 
8# argv check.
9if [ $# -lt 2 ]; then
10  echo "Too few arguments."
11  exit 1
12fi
13 
14# SET HERE YOUR DATA
15TEXT=$1
16TOKEN=`echo $2 | sed 's/^\[RECOVER\]//'`
17 
18# Do not touch from there:
19URL="https://notify-api.line.me/api/notify"
20COMMAND="curl -s -X POST -H \"Authorization: Bearer ${TOKEN}\" -F \"message=${TEXT}\" ${URL}"
21eval ${COMMAND} > /dev/null 2>&1

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